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新着情報 2019年04月03日

火力発電オペレータ養成講座 クラウド版を初めて開催しました

2019年3月18日から2日間にわたり、関電パワーテック株式会社様向けにオペレータ養成講座を、MHPS横浜にあるNetmationセンターにて開催しました。
2015年に開講した本講座は、今回14回目にして初めてクラウド版シミュレータを用いました。

MHPSグループのクラウドに、石炭焚き火力発電プラントのシミュレータを下図のように2セット設置し、受講生2チームが独立して個別に操作できるようにしました。従来の研修は常設のサーバクライアントシステムでモデルが1セットだったので研修効果が大幅に改善されました。

石炭焚き火力発電プラントのシミュレータ図

また、モデルも最新鋭のMHPS製110MW級自家発プラントとし、対応できるトラブル(マルファンクション)も50ケースに増え、試運転調整後の実機のロジック、監視操作画面を用いています。

 

関電パワーテック様から国内2つのMHPS製110MW級自家発プラントの運転に従事している5名のオペレータ(当直長1名、制御員2名、制御員候補2名)3名のスタッフが参加され、弊社2名のインストラクタと計10名で活発な議論を交わしながら進行しました。
講座内容は事前にお客様スタッフと調整を重ね、起動進行中に条件不成立を模したトラブルを発生させ、起動手順の背景、プラント状態の把握の大事さ、自動任せでは不十分であること、対応操作の工夫を学んでもらえるように企画しました。

例:

  1. 起動準備中、ボイラパージ風量不足
  2. タービン昇速中、タービン振動発生
  3. 石炭バーナー、ミルウォーミング不良
  4. 2台目石炭バーナー点火操作時、ECO出口O2低警報

講座の様子1

さらに、トラブル発生時の安全なプラント停止操作方法についても議論しました。

例:

  1. ボイラチューブリーク
  2. 給炭機入口詰まり
  3. 給水制御弁異常

講座の様子2

本講座に関し、受講生の方からは以下のような感想を頂きました。

 

「今回の研修ではクラウド版シミュレータでの受講でしたが、システムの挙動は従来型の常設サーバーシステムと何ら変わりなく、運転員として臨場感の高い講座が受講できたと感じております。クラウド版という新たなシステムにより現地発電所等で受講できる可能性も広がったことから、受講場所を選ばない講座メニューの早期オープンについて期待しております。」

 

今回の試行が順調であったことから従来不可能であった、お客様発電所現地での開催も可能となりました。インターネットにつながるだけのPCを準備すれば専用ソフトを搭載することなく、リモート端末に使えます。

オペレータ養成講座は今までお客様のご要望に応え、初級者向けに起動停止の研修を中心に行ってきました。前回は初めてトラブル対処中心の3日間コースを開催しました。

(次のリンクを参照下さい。http://www.cs.mhps.com/news/2018/2018_0824.html

 

今後は日常運転されているオペレータに参加頂いて、より高度な内容の研修も充実させていきます。

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